職場の同僚が積立NISAを始めるらしい(その後)

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最近、職場の同僚が積立NISAを始めたいと思っている旨、相談を受けました。同僚は積立NISAでアクティブファンドを積立するつもりだったようなのですが、インデックス投資に対する知識や投資情報に接する際の心構えについて、自分から見て不安な面が見受けられたため、水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」を一通り読んでもう一度考えてみることをオススメしました。本を貸して3日後、彼からこうしようと思うという最終的な答えが返ってきたので、その内容とそれに対して感じたことをまとめてみました。

前回の職場の同僚からの相談内容とそれに対するアドバイス、所感は以下記事をどうぞ。

職場の同僚が積立NISAを始めるらしい
去年、確定拠出年金が会社で導入された際、同僚に自分自身が投資をしていることが伝わりました。そして、時々、投資やお金に関する話題が自分に振られ...

同僚へのアドバイスとして、一読することをオススメした本の書評は以下記事をどうぞ。

書評:お金は寝かせて増やしなさい
インデックス投資ブログとして有名な、「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」の管理人の水瀬ケンイチさんが単独で出版された書籍ということで、非常に...
by カエレバ

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同僚が出した結論

積立NISAを活用する

これはやはり当初の想定通り積立NISAを活用するとのことでした。

前回記事でも触れたとおり、この件についてはもともと自分も100%賛成の意見でした。

積立頻度は毎月積立にする

「毎日積立も視野に入れてみるのもありだけど、毎月積立と毎日積立でそこまで大きな差は出ないと思うよ」という情報は自分からインプットしました。結果的には、わかりやすさという点で毎月積立を選択したとのことでした。

この件についても自分もほぼ100%賛成の意見です。

インデックス投資を選択!(アクティブ投資ではなく)

ここが、自分としては、非常に興味深いところでした。

前回記事でも触れたとおり、同僚自身はもともとアクティブファンドへの積立投資を考えていたようですが、自分からのアドバイスとして「インデックス投資のほうが万人にオススメできるスタンダードな方法だと思う」「現在の運用成績が素晴らしいアクティブファンドが今後20年間にわたって、素晴らしい結果を出し続けられるかしっかり考えてみたほうが良いと思う」の2点はしっかり同僚に伝え、インデックス投資の入門書として現時点で自分が最高と感じている「お金は寝かせて増やしなさい」を読んでみるようオススメしました。

結果的に、彼はインデックス投資の道を選びました。

これは正直少しうれしかったですね。「同志よ!」という気持ちです(笑)

同僚に最初にインプットされていた情報が、マネー系雑誌の「積立NISAを始めるならアクティブファンドで!」みたいなノリノリの情報だったので、もしかすると「やっぱり大きく稼げる可能性に魅力を感じるのでアクティブファンドでいきます!」という答えになるかも?という気持ちもありましたが、良い意味で予想を裏切る結果になってとてもうれしいです。

アセットアロケーション(≒銘柄)

全世界株式市場ポートフォリオを意識して、楽天・全世界株式・インデックスをシンプルに積立ようと思うとのことでした。これも自分の考える、「手間がかからず資産形成に高い確率で成功できるであろう現時点での最適解のひとつ」でうれしい気持ちになりました。

証券会社はSBI証券と楽天証券で迷っているとのこと

同僚は、最初はマネックス証券での積立NISA開始を考えていました。しかし、自分の個人的意見として、積立NISAにおいては、SBI証券や楽天証券のほうがオススメということを伝えました。

改めて同僚自身で考えてみた結果、やはり、SBI証券か楽天証券にするつもりになったが、どちらにするかは迷っているとのことでした。

ここはどちらでもさほど問題はないと自分は思っており、そのことを伝えました。

ちなみに、積立NISAではマネックス証券をオススメしませんでしたが、米国株個別銘柄や海外ETFに投資するには、マネックス証券にしかない「90日間という長期間有効な指値」が非常に有利に働くため、投資信託だけでなく、海外ETFや米国株個別銘柄への投資を行う方にとっては、マネックス証券が断然オススメです。(ただし、使い勝手には課題がありますが…)

同僚の悩み

一点だけ、「どうしようか?」と彼が悩んでいる点がありました。

証券口座(あるいは証券口座と紐づく銀行口座)への自動入金の仕組み

自分が働いている会社では、基本的には、給与の振り込みは2口座までです。彼は、1口座をメイン口座として、もう1口座を家賃の払い込み先への資金移動として活用しているそうで、証券口座への入金をうまく自動化できないかを悩んでいました。

こちらについては、自分が有効な解決策を提示できなく少し悲しかったです。一応、以下のような内容を伝えましたが、もう少しスマートな解決法があるとよいな…と感じました。

  • 一か月に一回なら、手数料無料で銀行振込できる方法は結構あると思うので、あきらめて手動でやるのはどうか?
  • 楽天銀行には、毎月特定日に自動で銀行振込できる機能はある。ただし、手数料が発生してしまう。
  • 家賃の払い込み先の変更は難しいと思うので、思い切ってメインバンクを変えてみては?(とはいえ、いろいろ大変だよなーという話になりました。クレジットカードとか各種引き落としの設定とか…)

もし、どなたか、良い方法をご存知だったり、「自分はこういう方法を実践しているよー」という方いらっしゃいましたら、ご教授いただけますと幸いです。

全体を通しての所感

インデックス投資にともに取り組む仲間ができたことはうれしい

ブログを書いたり、いろいろ調べたりするのもそれはそれで楽しいのですが、リアルなつながりができるとさらにうれしいですね。これからもいろいろなことを調べながら、たんたんと投資と向き合い、最終的に満足感のある資産形成ができるとよいな…と改めて感じました。

インデックス投資の良さをしっかり伝えられる日本の本が出たことを改めて実感してうれしい

今回、同僚にアドバイスする際に、大いに活用させていただいた 水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」の素晴らしさを改めて感じました。リアルな世界で、ほかの人がこの本をベースにより良い資産形成の道へのスタートを切る場面を目の当たりにすることができたことは、自分にとっても非常に良い経験になりました。

自分のアドバイスに沿って他の人が実践してくれるのはうれしい反面怖さもある

正直、自身も、投資を始めて2年くらいしかたっていません。その経験の浅さはしっかり伝えて、「最終的な判断は自己責任でお願いします」ということは伝えたつもりではあるものの、やはり、お金に絡むことですので、「うまくいかなかったら…」と思うと怖さはあります。暴落期にお互い良い形で励ましあえるような、そんな関係になれると良いな…と思っています。