アマゾン花子さんの「情報収集スタイル」に異議あり!

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弊ブログ「サラリーマンのための投資術」をコテコテの(笑)アフィリエイトブログとしてお送りしているサラリーマン投資家です。この記事は、ブログを通じて交流(討論?)させて頂いている、アマゾン花子さんの記事「「GEとともに生きる」こそ出版されるべき本だった」「5chの米国株に潜入してみた」への反論です。以前に比べると、控えめで理性的なテイストの記事の応酬になってきているでしょうか。(実は3回目(笑))

漫才?プロレス?を眺めるような面白さとともに、投資における情報収集について考えながらお付き合い頂けますと幸いです。それではどうぞご覧ください!

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現代における情報の取捨選択について

インターネットが発達した現代においては、様々な情報収集が可能となり、ユーザーたる我々は、ほぼあらゆるコンテンツへのアクセスが可能になりました。その反面、どのコンテンツが自らにとって役に立つのかを判断する力が、各個人に求められる時代になってきているとも感じます。

投資に関しては、情報の良し悪しが、ユーザーの利害に直接関わるという点で極めてクリティカルな問題です。信頼できる情報源、有用な情報源というものを、投資家はどのように見極めるべきでしょうか。

目的を明確化して情報収集することが重要

まず、あらゆることに共通して言えると思うのですが、「何を目的として情報収集しているのか?ということ」を、常に頭の片隅においておくことが重要です。

投資の場合、考えられるパターンを少し書いてみました。

投資を始めてみたいと思ったときにまず触れてみるオススメ情報は?

(ポジトーク全開ですが(笑))実際に身銭を切って投資を実践している投資家のブログが参考になると思います。無料で様々な情報に当たれるというメリットはやはり大きいです。ただし、情報の量や質は、はっきり言って、玉石混交です。ここで重要なのは、何かひとつだけを見て、鵜呑みにせず、色々な考え方に触れておくことだと思います。

投資哲学、投資手法、実際に投資している方々が見ている光景、感じている気持ち等、様々なものが感じられると思います。重要なのは、早い段階で「これだ!」と決めつけないことです。「短期的に大儲け!」的な情報商材を売りつけようと虎視眈々と狙っているサイトも世の中にはありあす。一歩引いた気持ちで、客観的に情報収集しましょう。

もちろん、ブログ以外にも、投資情報サイトや投資情報雑誌等を参考にして頂くのも非常に有効だと思います。しかし、それらサイトにも、個人投資家と同じくらい(あるいは、状況によっては、より強い)指向性が強いコンテンツとなっている場合もあることには注意し、客観的な立場から一歩引いた目線で情報を精査しましょう。

尊敬する投資ブロガーの皆様
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投資と投機の違いと、(投機的?)投資ブロガーのブログの面白さについて考えてみました
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投資の制度や基礎的な知識を学ぶには

様々な主張に耳を傾けていると、自分自身で「これどういう意味だろう?」と調べたり、「その主張って本当?」等と考えてみたくなってくると思います。そうすると次のステップです。

最初は、基礎的な知識や、制度等について調べることが多いと思います。それらは、用語をそのままGoogle検索しても良いでしょう。制度等については、積立NISA、確定拠出年金等といった、国が定めているルールの説明ならば、金融庁のサイトを参考にするのも良いでしょう。

オフィシャルな場所での情報提供は「硬めでわかりにくい傾向がある」と以前は思っていたのですが、最近の金融庁の情報提供スタイルは、非常に柔軟なものに見えており、個人的には好感を持っています。

金融庁のNISA特設ウェブサイトのご紹介です
近年、金融庁は、国民各自での資産形成が可能な社会を目指して、個人投資家にとってメリットのある非課税制度の創設や、投資に対する知識の啓蒙、投資...

反面、避けるべきだと個人的に思うのが、金融商品販売側の情報提供を参考にすることです。具体的には、銀行、保険、証券会社等の営業員や窓口を通じてのオススメ情報です。金融機関は、当然、自身にとってメリットのある商品を売りたいはずです。しかし、金融機関にとって旨味のある商品=顧客にとって悪い商品という図式になりがちです。投資に対する知識や実践レベルがあまり高くない状態で、上記チャンネルを通じて営業を受けると、資産形成にとって有害な金融商品へ誘導される可能性が高まると思います。注意しましょう。

いざ投資方針を固めるにあたっての情報収集

上述のような情報収集をしていく中で、自身がこのように資産形成に取り組んでいこうという方針が少しずつ形を取り始めると思います。この段階になると、より一歩踏み込んだ情報収集をオススメします。具体的には、その分野で自分が良いと思える本を一冊選び、読んでみることです。(欲を言えば、正反対の考え方の本も読んでみると良いと思います…。「アフィリエイト乙」と言われてしまうかな…)

このプロセスをオススメする理由は、「出版という”ふるい”にかけられた良質な主張である可能性が高いこと」がまず挙げられます。(残念ながら、必ずしもそうではない投資本が世の中に溢れているというご指摘はあるかもしれません…)

他には、「実際に投資を始める前に、自分なりに考えたその投資方針に腹落ちできているかどうか、もう一度しっかり自問自答することができる」という理由もあります。

また、「クソダサい」投資への誘惑に駆られそうな時や、暴落等の試練ですべての資産を投げ売りしたくなった際等に、「手元の本をもう一回しっかり読み直して初心を取り戻す」ことができるかもしれない…という効用もあるのではないでしょうか。

注意してほしいのは、本の内容を鵜呑みにするのではなく、著者の考えを自分なりに腹落ちさせて、はじめて、投資方針を決める準備が整うということです。真に腹落ちできていない考えに基づいて投資を始めるのは大変危険です。資産価格暴落の試練はどこかで必ずやってくると思うので、その際に、しっかりとした芯を持てていない投資家は、高い確率で脱落してしまうのではないでしょうか…

投資方針の詳細の策定

ここでは、具体的なデータ、数字、投資信託、ETF、個別銘柄等の情報を調べる必要があると思いますが、上述の過程を辿ってきた人にとっては、ある程度情報は自分の中にすでに揃っているでしょう。各アセットアロケーションの期待リターンやリスクや資産価格推移といった数値情報や、各種金融商品の手数料等についての情報収集がメインとなるでしょう。

期待リターンやリスクといった数値情報は、ファンドの海といったサイトが参考になるでしょう。

個別銘柄に関する情報源は、自身が実際に投資していない領域なので、あまりわかりませんが、ブロガーの方々が噛み砕いて紹介してくださっている記事は、非常に参考になることが多いです。

各種金融商品の手数料等についての情報は、投資ブログや比較サイトが参考になると思いますが、必ず証券会社等のサイトで実際のところを確認してから意思決定しましょう。

投資を始め、続けるにあたっての情報収集

ここまで来ると、もう、「こういうふうに情報収集すべき!」みたいなことをあまり考えずとも、適切な情報収集できるマインドセットが出来上がっていると思います。試練は、資産暴落等の有事に訪れます。当初、自分なりにしっかり考えて納得できた考えなら(一般的に賢明な投資と呼ばれる手法ならば)、忍耐力が重要な局面もあるでしょうが、その局面を耐え忍ぶことさえできれば、良い結果に繋げられる可能性が高いのではないでしょうか。

もちろん、世の中には新たな情報が日々、飛び出してきています。それらの情報へのアンテナを高くしておくことはもちろん重要です。しかし、「時代が変わっても色褪せることのない王道」は確かにあると思うので、自分のオススメとしては、そういった情報に触れ、そういった道をゆっくりと確実に歩んでいく個人投資家が増えてくれると良いな…という所感です。

例外:投資情報をエンターテインメントとして楽しみたいならば

もし、このような場合ならば、アマゾン花子さんが挙げられていた、5chやゼネラルエレクトリック坊やさんのサイトは非常に面白いです。しかし、投資の参考にするという目的であれば、反面教師的な参考にとどまってしまうのかな…と思います。確かにエンターテインメント的な魅力はあります。しかし、「投資家にとって役に立つ情報か?」と言われると素直にYESと言えない自分がいます。その場での情報収集にかける時間対効果という観点で難があると思います。皆様はいかがお考えでしょうか。

※もちろん、アマゾン花子さんと、私は、投資に対する意見、投資スタイルが全く異なるため、必ずしもアマゾン花子さんに取って、私が反論した意見が適切とは限りません。ご承知おきくださいm(__)m また、アマゾン花子さんのサイトには、エンターテインメント的なセンスを大変強く感じます。今後も、ブログの更新、楽しみにしています。

こんな記事も書いています。

私、サラリーマン投資家が、(勝手に)師匠として尊敬しているブロガーの方々の紹介記事です。この方々のブログをじっくり読みこんで、投資方針を策定することで、長期的&堅実な資産形成の確度がかなり高められると思います。

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