パブリックコメントしてみました!会社型確定拠出年金の運用情報公開に向けた厚生労働省の取り組みを応援します!

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先日、あまりにひどい情報を目撃して、思わず記事を書いてしまった、劣悪な会社型確定拠出年金についてですが、5/21~6/19の期間で、所管の厚生労働省が、以下リンク(直リンクをうまく貼れなかったので、短縮URLページを経由した形にしてあります)のような形で、パブリックコメントを意見募集しているようです。これは政策の中身を見て、パブリックコメント書かねば…と思い、書いてみました。

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私もパブリックコメント書いてみました

こんな感じで私も書いてみました。

会社型確定拠出年金の「商品ラインナップ、コスト等の一覧」の金融機関での公表を義務付ける、今回の取り組みは、非常に意義があり、素晴らしいものだと思います。

金融機関や、一部の導入先企業の大きな反対は必ずあると思いますが、それら反対の声に負けず、ぜひ実現してほしいです。

自身が所属している会社での会社型確定拠出年金は、幸運なことに、選択肢、コストともに良心的です。
しかし、東京海上日動火災保険、損保ジャパン日本興亜DC証券といった金融機関が提供する、会社型確定拠出年金では、劣悪な条件の投資商品しか選択肢が無い事例を、ネット上の情報から見聞きすることが多いです。
これは、会社側へのコスト削減策に対する見返りだったり、会社側担当者の知識の無さや、従業員側からの改善要望のあげにくさ等といった、制度の裏面の事情に全力でつけこんだ、顧客の利益を完全に無視した、運営機関の利益最大化のためだけの運営姿勢によるものと思います。

もちろん、金融機関が、自身の利益を確保しようとするのは、一定の範囲ならば理解できます。しかし、上記の事例は、情報の非対称性や制度面での制約を限界まで利用して、顧客から利益を搾り取る取り組みであり、フェアではないと感じます。

加入者以外に対しても、情報の公開が義務付けられることで、これらのフェアではない取り組みが白日の下にさらされ、健全な競争により、国民が幅広く、本来のこの制度の目的である、自助努力的な資産形成に有効活用できる。そんな将来のためにも、この取り組みには、大変期待しています。

政策の中身

法律的な文書は特有の言い回しが多く、正直わかりにくかったですが、以下のような内容だと理解しました。

金融機関に、会社型確定拠出年金で運用可能な商品やコスト等の一覧をインターネットで公表することを義務づける(加入者以外へも公表が義務付けられるということ)

これは、素晴らしい取り組みだと思います。(まあ、これまで、なぜ、実現されていなかったのか…という気持ちもありますが。)

これによって、各金融機関毎の条件差がより一層、明確に、白日の下にさらされ、健全な競争につながることが期待できるでしょう。

また、加入者自身が自社の会社型確定拠出年金が、世間一般のものと比較してどうなのかを、知りやすくなることで、適切なアクション(会社への改善要望を、より、説得力を持って打ち出せる等)につながる可能性があると思います。

所感

先日、記事にしたときは、短期的な改善はおそらく難しいだろうと思っていました。

しかし、インターネットの世の中で、情報伝達のスピードが上がっており、以前から様々なところで上がっていた声が、ちゃんと救い上げられているのだな…と、不覚にも少し感動してしまいました。

まだ、実現されたわけではないので、ぬか喜びとなってしまうかもしれませんが、期待しながら、注視していきたいと思います。

皆様もパブリックコメント参加されてはいかがでしょうか!

今回の案件のパブリックコメントには、個人情報の入力は必須ではありませんでした。皆様も、劣悪な会社型確定拠出年金を是正し、サラリーマンがフェアな条件で、資産形成に取り組める社会の実現のため、ぜひパブリックコメント参加してみてはいかがでしょうか。もし、ご協力頂ける方は、以下リンク(直リンクをうまく貼れなかったので、短縮URLページを経由した形にしてあります)からぜひどうぞ。

こんな記事も書いています。

劣悪な会社型確定拠出年金の情報を知り、憤りを覚えて書いた記事がこちらになります。こういった課題が、解決に向けて動きだそうとしている状況が、今回のパブリックコメント募集では、すごく感じられました。

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