QASHという仮想通貨のICOに以前参加しましたが、その後のQASHについてのいろいろな動きと現状をもう一回まとめてみようと思います。
私、「サラリーマン投資家」における、以前のQASHのICOへの参加経緯はこちらをご参照ください。
目次
QASH無事上場だが幕開けは波乱
予定通り、Quoinex取引所に上場されたのですが、幕開けは、取引システムが非常に重く、混乱した値付けがされました。ICO価格は27～30JPY/QASHだったのに対し、129倍の3500JPY/QASHに高騰したかと思えば、1JPY/QASHに暴落したという経緯をたどりました。ただ、その後はまっすぐに180JPY/QASHまで高騰し、その後じりじりと値を下げつつ、80～120JPY/QASHあたりを行き来しています。
QASHの価格推移
以下が上場～記事執筆時点(2017/12/10)までのチャートなのですが、上場直後の3500JPY/QASHにより他の値動きが霞んでいて全くわからない次元です…実際、上場直後にチャートを始めてみたとき、3500JPY/QASH以外の値動きがあまりにも下に小さく表示されていて、板が薄すぎて取引されていないのか？と勘違いしたほどでした(笑)
以下は、異常な高値の部分を除いたチャートです。上のチャートでは見えなかった、180JPY/QASHまでの価格上昇と以降の緩やかな下げトレンドと、80～120JPY/QASH間の上下動の様子が見て取れます。また、上場からそれなりに時間がたった後にも関わらず、異常な低値で約定しているようすも見て取れ、マーケットメイクの荒いこのような新興市場で成行注文を入れる恐ろしさを改めて痛感しました。
ICOトークンとしては極めて良好な経緯では？
ICOへの参加が技術的に非常にストレスフリーだった
QASHのICOの一つの特徴が、ICO参加者の手続きがQuoinex取引所の中で完結するというものでしたが、既に取引所の口座開設手続きが完了していて、入金等も早めにすませていたユーザー(自分もそう)にとっては、これが非常に快適でした。
他のICO(例えばCOMSA等)では、ICO専用の別サイトがあり、そこに仮想通貨を送金したり、サイト上でちょっとした作業を行ったりする必要があり、その作業の様々な箇所に、ほんのちょっとのミスで、送金したはずの金額を失ってしまったり、着金に時間がかかり、うまくいっているかどうか不安になる要素がかなりあるのですが、取引所内で完結するICOがこれほど快適とは！と目からうろこが落ちる気分でした。
価格推移や今後の展望
現時点ではQASHが関連する具体的なプロダクトはまだリリースされていません。しかし、それにも関わらず、ICOトークンがICO価格の3～5倍程度を(じりじり下げてはいますが)維持しているのは、トークンホルダーとしては非常に心強いです。COMSAと同じく、取引所自体が発行、運営しているトークンであるという安心感が大きいと思います。
ただし、正直言って、知名度はかなり少ない銘柄と言えると感じており、今後LIQUIDプロジェクト(QASHを基軸通貨として実現される仮想通貨の東証やNY証券取引所的なものを立ち上げるプロジェクト)の進展に伴い、少しずつ知名度が上がり、トークン保有のメリットが大きくなっていくとともに、着実に価値が上昇していくような、そんな未来が開けると嬉しいと感じます。
これから購入するのはどうなの？
正直、こればかりはなんともわかりません。もし、自分が口座開設に間に合わなかった等でICOに参加できなかったとしたら、現状の緩やかな下落トレンドと上下動する相場をしっかり観察した上で、強気の低めの指値を入れて刺さるのを待つという作戦を取ると思います。(個人的には、50～80JPY/QASHくらいの指値にささるまで待ちたいかなあと思いますが、難しいですね…)
ただし、先にも言いましたが、QASHは知名度が低いため、知名度が上がってくると、資金が大きく流れ込み、価格に莫大なインパクトが与えられる可能性も否定できません。まだあまり注目を浴びていない今のうちに購入しておいたほうが将来より大きなメリットを享受できる可能性はあるかもしれません。(とはいえ、そこの判断は何とも言えず、難しいですね…)
興味のある方は、以下よりQuoinex口座を開設しましょう！(コインエクスチェンジと読みます。) QASHはQuoinexにて購入できます。Quoinexは仮想通貨のシステムトレードや短期取引に役立つ仕組みが多い、どちらかというとプロ向けの取引所と思いますが、QASHの購入は現時点ではここでしかできません。仮想通貨への注目が日に日に高まる中、より有利な条件でQASHを手に入れるためには、早めの口座開設をオススメします。