投資信託を始めました!(iFreeS&P500インデックス)

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2017年度NISA口座で、120万円の非課税枠を約30万円ずつ、米国株ETFのVOO、VTI、VYM、VIGに投資したのですが、ETFは本数ぴったりしか購入できず、端数分の金額が余ってしまい、どうしたものか…と思っていました。

すると、ここにきて、米国株へインデックス投資できる低コストな投資信託が相次いで登場したので、NISA口座の余剰金額で、少額ではあるものの、お試し購入して、投資信託をはじめてみることにしました。

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昨年度までの投資信託の状況

2016年に投資を始めたのですが、当時は、アメリカ株のインデックス投資が可能な投資信託は、ダウに連動するタイプが年率0.2~0.3%程度、S&P500に連動する投資信託(ETFのVOOに相当)での手数料最安値が、年率0.5%前後とETFの10倍くらいで残念な状況でした。

今年になって状況に変化が

積立NISAの開始

今年になって、金融庁から、積立NISAがスタートするとの発信がありました。

積立NISAは長期投資に適した、個人投資家にとって利益となりやすい、優良な投資信託に限って、20年間、年間40万円の合計800万円の元本を限度に非課税投資枠を設けるというものです。

この金融庁の動きに対し、各証券会社が米国株の低コストなインデックス投信を相次いで新設してきました。

注目している銘柄

中でも、「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」、大和の「iFreeS&P500インデックス」の2本はこれまでに無いレベルの低コストで、米国株式市場全体に有効な投資をできる画期的な商品です。

楽天・全米株式インデックス・ファンド「愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」

結論としては、こちらがイチ押しの投資信託です。これはETFのVTIのみをシンプルに買い付ける投資信託です。なんといっても魅力は、米国株式市場に投資するインデックス投信として、最安値クラスの手数料0.17%です。ETFのVTIはそれ自体も非常に良い商品なのですが、円を米ドルに両替し、指値あるいは成行注文を都度入れる必要がある点で作業的な煩雑さというハードルがありました。しかし、この楽天・全米株式インデックス・ファンドにより、VTI自体の商品の魅力を、十分リーズナブルな手数料で、投資信託として自動積立することができます。自動積立の体制さえ作ってしまえば、ほぼ全放置で資産形成が可能となるということです。

現在は新設直後の大規模流入で、指数との乖離が発生するという混乱も発生しているようですが、非常に期待が持てるイチオシの投資信託と言えるでしょう。

iFreeS&P500インデックス

こちらが2番目に魅力的な投資信託です。これはETFのIVV、VOO等に相当するS&P500指数への連動を目指した投資信託です。こちらの魅力も、米国株式市場に投資するインデックス投信として、最安値クラスの手数料0.24%です。上述した楽天・バンガード・ファンドのほうが信託報酬は安いですが、こちらの0.24%も、S&P500に連動する投資信託としては、最安値クラスです。次に信託報酬が安いものが0.5%超であることから圧倒的な低コストであることがわかります。こちらも自動積立の体制さえ作ってしまえば、ほぼ全放置で資産形成が可能となるということです。

楽天・バンガード・ファンドのほうが自分としてはより多くの銘柄に分散されているため、自分好みだったのですが、最初はこちらのiFreeS&P500インデックスのほうしか知らず、今年度(2017年)のNISA枠の端数はiFreeS&P500インデックスを購入しました。購入金額は数千円なので、資産形成としてはスケールメリットは無いですが、動向を見ながら、状況によっては、来年以降は自動積立をすることも選択肢に入れて検討しようと思います。

個人投資家にとって良い時代が日本でもようやく始まりつつあるか

近年の日本の金融業界の動きは非常に激しいものがあります。人口減少社会に突入し、圧倒的な少子高齢化社会が到来しようとしている中、公的年金にあまり期待が持てない世代が、自らのために計画的な資産形成を行う必要が増しています。これまでは、若い世代が簡単に適切な資産形成を行うには情報や選択肢があまり多くなかったですが、上述したような魅力的な金融商品の選択肢が増え、ネット上に豊富な情報が出そろってきたことで、今の若い世代が適切な資産形成を行い、老後に生活が行き詰まることが無いように自然とできるような、そういう世の中になってほしいし、自分もそうしなければ…と強く感じました。

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