今日は仮想通貨のお話です。昨年度にICOに参加した以下のtokenpayという仮想通貨についての続報をまとめてみようと思います。「仮想通貨」×「ICO」という、超ハイリスクな世界の一端をご覧ください。
tokenpayのICOへの参加経緯は以下をどうぞ。
過去の経緯
簡単に過去の経緯をまとめてみます。
ICOにてビットコインでの資金調達は無事完了
ここまでは特別な問題はありませんでした。
ICO運営がサイバー攻撃を受ける
ここから暗雲が漂い始めます。
設定していた二要素認証情報やICO参加者のビットコインの送付履歴等のデータが失われた?(憶測です)
二要素認証の再設定メールが届きました。嫌な予感が強くなってきました…
ICOに参加していた技術的証拠の送付が要求される
これはマズイんじゃないの?というのが徹底的に明確になったのがここです。
最初は何を言っているのかよく理解できませんでしたが、「サイバー攻撃を受けて、各ユーザーがどのウォレットアドレスからビットコインを送ったのかのデータが失われてしまった( or 改ざんされてしまった)のならば、確かにその手順しかデータを復旧させることは不可能かなあ…」という内容でした。
具体的には、ICOの管理画面のスクリーンショットと、ビットコインの送付元、送付先アドレス、送付日時、送付金額、トランザクションID等の情報を含むスクリーンショットの送付が求められました。
正直、「意味がわからない」「どうすればよいのかわからない」という声が界隈にあふれており、大混乱の様相を呈していました。コミュニティもかなりの荒れ模様で、コミュニティのadminの方々は非常に苦労されたと思います。自分自身も色々試行錯誤してようやく必要なスクリーンショットを集め、英語の文面を考え、サポートにメール&ICO運営のCEOにテレグラムでメッセージ&そのCEOに2回催促することでようやく反応があったという状況です。
もし、まだtokenpayの送付をこちらで確認できていない方は、最新のメールの内容を熟読の上、早急に必要な対応を取ることをオススメします。
近況
ようやく配布された(ことがブロックチェーン上にて確認できた)
2018/02/**にようやく自身のアドレス宛にTPAYが配布されたことが確認できました。確認は以下ページから、自身のtokenpayのウォレットアドレスを打ち込んで検索することで可能です。
androidウォレットからは参照できない問題は未解決のまま
しかし、自身のモバイルウォレットからは、ブロックチェーン上で配布済のTPAYを参照することがいまだ、できていません。これについては、以下の2パターンの問題があると思っており、焦らず待つ&端末やネットワーク側の問題解決をやっておく必要があると思っています。
そもそもモバイルウォレットに問題があり、ブロックチェーンと適切に同期できていない
まだ、これが未解決のようです。これについては、運営側の改善を待つしかないのかなあ?と思っています。
スマホからTorネットワークへの接続ができていない
こちらは各自の設定で解決を目指さねばならないところだと思います。大きく分けて以下のポイントがあると思っており、近いうちに、問題切り分けて対応が必要という認識です。
端末にインストールされているセキュリティアプリや端末の設定でTorネットワークへの接続がtokenpayモバイルウォレットアプリに許可されていない可能性
まず、端末側でこの問題が考えられると思います。
ネットワーク機器(無線LANアクセスポイント、ルーター等)の設定でTorネットワークへの
上記の端末側での設定をクリアにした上でも解決しない場合は、ネットワーク機器(無線LANアクセスポイント、ルーター等)に原因がある可能性を疑ってみるべきかもしれません。
プロバイダー側の設定
最後にそれでも解決しない場合は、プロバイダー側の設定を疑ってみるべきかもしれません。
所感
まずはブロックチェーン上での配布がされたことは確認できたため、ほっと胸をなでおろしています。しかし、早めにモバイルウォレットからPCウォレットにTPAYを移しておきたいと思っており、モバイルウォレットの運営側の問題点と自身の端末の問題点をできるだけ早めに解決できるといいな…と思っています。