アマゾン花子さんの「「バカでも稼げる○○」に便乗して小金を稼ぐクソダサい米国株ブロガーたち」に異議あり!

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こんばんは。”「バカでも稼げる「米国株」高配当投資」に便乗して小金を稼ぐクソダサい米国株ブロガー”のサラリーマン投資家です。この記事は、「GWで気分がノリノリになっていること」「バフェット太郎さんの”煽りスタイル”満載のを読了した後であること」「自分がした行動をディスった記事を見かけたこと」等の影響で、普段とだいぶ違う煽り気味のテイストでお届けしています。まずは、この記事を書こうと思いたったきっかけの以下の記事を御覧ください。

簡単に流れを説明しておくと、以下のような感じです。

  1. バフェット太郎さんが本を出版
  2. 当ブログ(ひよっこ弱小ブログ)にて書評を投稿(バフェット太郎さんの本をベタぼめ)
  3. バフェット太郎さんのブログにて当ブログが紹介される
  4. 「嬉しい!」と喜んでいる当ブログ管理人の目に上記の記事が目にとまる
  5. ちょっとその記事をネタに記事を書いてみようか!←今ココ!
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書籍販売をきっかけとしたアフィリエイトビジネス的な動きへの嫌悪感について

まずは、この内容ですね。以下に引用させて頂きます。

  1. ○○太郎がブログ村米国株ランキング上位の方たちに著書を進呈して感想を書かせたようですので、ランキング上位のブロガーの感想が好意的なものばかりになっている。すると、一般ブロガーもつられて好意的な感想を書くようになったから
  2. 個々のブロガーが好意的な感想を書いたのは、訪問者にアフィリエイトリンク付きのAmazonページに飛んでもらうのが目的だから
  3. 少しだけ影響力のある○○太郎が好意的な感想だけをツイッターやブログで紹介してくれるので、自サイトへのアクセス数増加を期待して好意的な感想を書くようになったから(もちろん自サイトにはアフィリエイトリンクが沢山ある)

順番に自分の意見を述べたいと思います。

バフェット太郎さんが米国株ランキング上位の方たちに本を進呈し、好意的な評価を無理やり流布させようとしたとの疑惑について

もちろん、書籍出版に伴う、販促の側面もあり、お付き合いのある米国株ランキング上位のブロガーの方々に献本されたということはあるでしょう。しかし、そもそも、お付き合いのあるブロガーの方々に自身の入魂の著書を読んでもらいたいと願うのは自然なことではないでしょうか。

また、「感想を書かせた」というのは無理があると思います。皆、それぞれ、独立した大人です。そんなに簡単に何かを強制させることはできないのではないでしょうか。上位ランキングブロガーの方々は、普段から勉強熱心で好奇心旺盛で行動力がある方々だと思いますので、普段お付き合いのあるブロガーの方が本を出版されたということであれば、買って読んでみて書評を書くというのは自然なことですし、ましてや献本されたということであれば、なおさら読んでみて書評を書いてみるというのが自然だと思います。

バフェット太郎さん以外のブロガーが好意的な書評を書いているのは、アフィリエイト報酬が目的だからとの疑惑について

ある意味おっしゃる通りではあります。確かに私自身もこのサイトにアフィリエイトリンクを貼っていて、読者の方がそこから該当書籍を購入して頂けると、(僅かではありますが、)報酬を頂ける仕組みになっています。

しかし、ブログを運営している方にはある程度共感していただけるのではないか…と思うのですが、本当に良いと思うものか、アフィリエイト報酬が異常に高いもの以外では、ブログ記事を書く情熱を維持するのは非常に難しいと思うのです。(書籍の紹介程度の報酬は非常にささやかです。)さらに、本当に良いもの以外を紹介するブログは、よほどのテクニックや作業量や文章自体の魅力がなければあっという間に淘汰されてしまいます。おそらく、読者の方々は、本当に良いものを紹介するサイトと、売るためだけの商品を紹介するサイトを、かなり正確に見分けられているのだと思います。

これらを通じて思うこととしては、「米国株ブログでバフェット太郎さんの著書を紹介されているブロガーさんたちの意見は、アフィリエイトリンクを通じて報酬を得たいという気持ちはかなり薄めで、ほぼ、素の意見だと思います」ということです。真にアフィリエイト報酬を追求するならば、もっと違ったジャンル、案件があります。にも関わらず、米国株という、現時点ではニッチであまりお金にならない(もちろん、バフェット太郎さんクラスになると、アフィリエイト報酬はスゴイ…と思いますが…)領域のブログを日々書いて、一定のファンを集めているというのはそういうことだと思うのです。

結論として、私のようなひよっこ弱小ブロガーの意見はともかく、上位ブロガーの方々の意見については、変にフィルターをかけず、素直に参考にされたほうが良いと思いますし、自身も本音100%で書評を書いたつもりです。

自サイトへのアクセス数増加を期待して好意的な書評を書くブロガーが多くいたという疑惑について

自サイトへのアクセス数増加を期待して、戦略的に記事を書いたというのは、全くもってその通りです。しかし、ブロガーに取っては信頼が命だと思います。もし、アフィリエイト報酬欲しさに、良くないものを「サイコー!」と評する書評を投稿し、それを購入した読者が怒り狂ったら、ブログ運営にとってとてつもない損害です。自分自身は、オススメするならオススメするなりに、覚悟を持って意見表明しているつもりであり、バフェット太郎さんの本は「サイコー!」と一読した後も思いましたし、書評を書いている間も思っていましたし、今でも同様に思っています。(もちろん、煽りスタイルの文体に、生理的に耐えられない人もいるとは思いますが…)

つまり、自サイトへのアクセス数増加を期待して書評を書いたブロガーさんがいるのは事実ですが(自分自身はそうです)、その書評が好意的だったのはその書籍が真に良いと思ったからなのではないでしょうか。(自分自身もそうです)

また、資産形成では、「収入を最大化し、支出を最小化し、余剰資金を堅実に投資するのが王道」であり、収入の最大化のひとつのチャレンジとして自分は当ブログを運営しているつもりです。今回、バフェット太郎さんにブログを紹介して頂けたことは、大きなチャンスを与えて頂いたということに等しいです。これからも戦略的に自サイトへのアクセスを伸ばしていけるよう、様々な手立てを講じていきたいと思っています。(策士ニヤリ)

バフェット太郎さんの投資手法やブログについての批判に対して

次にこの点に対しての意見を述べさせて頂きます。まずはアマゾン花子さんの主張を以下に引用させて頂きます。

  1. ○○太郎は、ウォーレンバフェットの名を借りながら、ウォーレンバフェットとは異なる投資戦略を勧めている(ウォーレンバフェットはS&P500ETFと債券投資を勧めているが、○○太郎の高配当投資は勧めていない)
  2. ○○太郎の高配当投資戦略は市場平均(S&P500)に劣後している。高配当投資戦略は一応稼げるが、もっと稼げるのはS&P500ETFという事実がある
  3. ○○太郎のブログはただのアフィリエイトブログであり、初心者には全くお勧めできない

バフェット太郎と名乗りながら、バフェットと違うことを言っているということへの批判

(バフェット太郎さんのブログや本を読みこめば、かなり早い段階で気づくと思うのですが、)バフェット太郎さんは、ジェレミー・シーゲルの「株式投資の未来」という本に大きな影響を受けて、今の投資スタイルを確立されていると思います。しかし、ジェレミー・シーゲルという名は日本では若干マイナーではないでしょうか。その点もあって、日本人にも有名な「バフェット」の名前をもじったハンドルネームを設定しているという、ただの戦略的ネーミングではないでしょうか。

また、バフェット氏が推奨しているS&P500への投資を、バフェット太郎さんは否定しておらず、今回出版された書籍の中でも、読者に対して選択肢に盛り込むことも提案しています。さらに言うと、バフェット氏の推奨する手法と全く同じではないというだけで、投資手法として切って捨ててある点には自分で考えていないただのモノマネスタイル的な違和感を感じます。

バフェット太郎氏の米国株高配当再投資戦略が市場平均(S&P500)に劣後していることについて

まず、評価視点が短期的に過ぎます。確かに、バフェット太郎氏の現時点の2年程度の実績はS&P500に劣後しています。しかし、資産形成は長期戦であり、2年間での評価はあまりにも短期間でフェアではありません。10〜20〜30年程度の時間がフェアな評価には必要でしょう。

そして、過去に目を向けると(もちろん、過去の実績は、将来の実績を何ら保証するものではないですが…)、上述させて頂いた、ジェレミー・シーゲルの「株式投資の未来」を読むと、全く違った光景が見えてくるのではないでしょうか。

とはいえ、市場平均に投資することの有効性は広く知られており、資金が少ない人や手間をかけずに資産形成を進めたい人にとっては、S&P500を代表とする市場平均への投資も選択肢として悪くないということをバフェット太郎さんは本やブログで言及されています。そこも理解した上で書籍に向かわれると、やはりだいぶ違った光景が見えてくるのではないでしょうか。

バフェット太郎さんのブログのアフィリエイト的側面への嫌悪感について

この記事で何度も繰り返していますが、単なるアフィリエイトブログでは、ファンや読者を継続的に集め続けることはとても難しいです。もちろんバフェット太郎さんのサイトにもアフィリエイトリンクは貼ってあるでしょうし、Google Adsenseもなさっているでしょう。しかし、それは、良質な情報を発信するという土台と、バフェット太郎さんの個性的な面白い文章があった上で、初めて成り立っているのです。

また、資産形成の観点での「収入を最大化し、支出を最小化し、堅実に投資する」という3本柱の内の、収入の最大化をこれ以上なく体現されているということでもあり、ひよっこ弱小ブロガー&アフィリエイターの自分としては、非常に尊敬しています。

熱くなってしまいました

いつになく、熱くなってしまいました。これまではバフェット太郎さんに対しては、毎日ブログを欠かさず読み、参考にしている…というレベルだったのですが、「アイツは今回の本をきっかけに、ある意味信者と化してしまったな…」と、界隈の方に気持ち悪がられてしまうかもしれません(笑)しかし、良いものが、理不尽にディスられているのはやはり悲しいです。インターネット上の自由な意見交換ということで、ご容赦頂けますと幸いです。

追伸:私は、アマゾンへの集中投資も良い結果に結びついてほしいと思っていますよ。なぜなら、自身もVTIやVOOや楽天VTI等で間接的にそれなりの割合でアマゾンを保有していますから。しかし、アマゾンへの100%集中投資は、自分には、これまでもできなかったし、これからもできないだろうし、やりたいとも思えません。したがって、アマゾン花子さん、ブログのアンケートには、「これからも投資しないつもり(ただし、市場平均を通じた間接的な保有は除く)」的な回答の選択肢も入れてほしいですね…(→5/6にサイトを再訪問させて頂いたところ、「買わなかったことに後悔はない!」という選択肢が新設されているのを見てちょっと嬉しかったです。ありがとうございましたm(__)m)随分ムカつくであろう記事を書いてしまったものですが、これからも米国株ブロガーとして末永くお付き合い頂けますと幸いです。ブログの更新楽しみにしています。

こんな記事も書いています。

本記事のきっかけになったバフェット太郎さんの書籍の書評記事です。何度読んでも良い本だと感じる自分がいます。ただし、煽りスタイルに生理的な嫌悪感を抱かれる方はいるかもしれません(笑)

書評:バカでも稼げる「米国株」高配当投資
米国株投資ブログとして有名な、「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ(米国株配当再投資戦略)」の管理人のバフェット太郎さんが出版された書籍と...

バフェット太郎さんのアマゾンコメント欄があまりにも地獄と化していたので、思わず書いてしまった記事がこちらです。アンチが多いとは思っていましたがこれほどとは…という感じでした。物事の本質をしっかり読み取ることの大切さを感じました。

バフェット太郎さんの著書のアマゾンコメント欄を見ての所感
米国株投資ブログとして有名な、「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ(米国株配当再投資戦略)」の管理人のバフェット太郎さんが出版された書籍と...

本記事のきっかけとなった、アマゾン花子さんのブログを(すいませんがちょっと皮肉気味に)紹介した記事です。(伝説の?)ゼネラルエレクトリック坊やさんのブログも密かに気になっています。

投資と投機の違いと、(投機的?)投資ブロガーのブログの面白さについて考えてみました
昨年〜今年にかけて、普段、非常に参考にさせて頂いている投資ブロガーの方々が、立て続けに良い本を出版されていて嬉しいです。(それら書評はこちら...
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コメント

  1. らりるれろ より:

    バフェット太郎の書籍なんて、正直どうでもいいんだけど、パフォーマンスが市場平均に劣っている件は、短期的だろうが、長期的だろうが、劣っていることには変わりないわけでしょう。

    つまり、バフェット太郎の投資法やるんなら、S&P500指数のETFを購入するほうがいいんじゃないの?って指摘があるのは当然なんじゃないの?

    そもそも、バフェット太郎の投資法は、長期的には確実に上がるのかね?
    そんなの分からないわけでしょう?

    だとしたら、現在のパフォーマンスで比較されるのは当然だと思うよ。

    あなたの記事も結局、便乗しているようにしか思えんな。
    まあ、別に便乗することが悪いこととは思わんけどね。

    ブロガーなら当然。

    • サラリーマン投資家 より:

      コメントありがとうございましたm(__)m
      この記事は、「バフェット太郎さんがS&P500指数のETFやインデックスファンドを完全に否定しているわけではないこと」、「本に書かれている手法は、短期的に最高のパフォーマンスを求める視点での投資手法で無いこと」をきちんと理解できずに、短絡的に批判されている点が気になって書いた記事です。
      もちろん、長期的に、バフェット太郎さんの提案する手法がS&P500をアウトパフォームできるとは限りません。おっしゃる通りそんなものは誰にもわからないわけです。
      また、現在のパフォーマンスで比較されるという意見があるのはごもっともではあります。しかし、過去のパフォーマンス(≒現在のパフォーマンス)は、将来のパフォーマンスを推測する上で必ずしも役に立たないと言われています。また、「現在のパフォーマンスが良い手法ほど良い!」というのは、「(現在たまたま暴騰しているだけかもしれない?)銘柄へ集中投資している投資手法が素晴らしい!」となってしまう可能性もあるわけで、そのような手法を用いて再現性の高い資産形成が可能だと思うのは、リスクの高い考え方だと思うのです。
      そのような再現性の低い話ではなく、もっと再現性の高い考え方や投資手法を、様々なリスク許容度や資金力の方の状況に応じて、実行するための情報が詰まっているという点で、私はこの本を良い本だと評価しています。(もちろん、その手法の中には、S&P500等のETFやインデックスファンドへの投資という方法も含まれています。)
      そして、もちろん、私の記事は、圧倒的に便乗しています。その点に関しては、嫌な気持ちを持つ方もいらっしゃるでしょうが、一弱小ブログ運営者として、これからも様々なチャレンジをしていきたいと思っています。よろしくお願いします。