会社型確定拠出年金の取引状況のお知らせという書類が、会社にて配布されました。書類を受け取って、一読してみて思ったことを書いてみようと思います。
書類の内容
確定拠出年金の2018年3月末日時点での資産状況の報告(配布日は、2018年5月後半…)
私は、趣味的に、日々の運用状況をネットで毎週末チェックしているのですが、そんな人はまれでしょう(笑) 実際、無駄な行為だと思いますし…(笑)
多くの人々は、こういった書類を受け取るまでは、確定拠出年金のことなど、忘れていると思いますし、それくらいの姿勢が望ましいと思います。
ただ、ほぼ2ヶ月遅れの情報が送られてきたのにはちょっと驚きました。やはり、加入者全員分の情報を一斉に紙の書類にして送付するという事務的な負荷は大きいのでしょう。
個人的な意見としては、こういった部分を合理化して、金融機関の運営負荷やコスト削減につなげてほしいと思います。しかし、周りの方々を見渡してみると、ネットで閲覧可能な確定拠出年金のサイトをブックマークしている人は極めて少ない印象なので、紙書類の配布といった強制力のある情報の通知は、やはり必要なのかな…と思っています。
気になる運用成績は?
評価損益
年金資産評価額:400,383円 - 運用金額:403,494円 = 評価損益:-3,111円
元本に対して、約0.8%の含み損が発生していたという状況でした。
アセットアロケーション
先進国株式インデックス:国内株式インデックス:新興国株式インデックス=82%:8%:10%の設定に対し、同順79%:11%:10%となっていました。
所感
3月末は、米国株式市場は、今年2番目の底値をつけていた時期だったと思います。また、現時点と比べて相対的に円高でもありました。これらのダブルパンチで、先進国株式インデックスの短期的な評価額が低くなっていたことが、含み損の原因だと思います。
対象的に、国内株式インデックスは好調で、そこがアセットアロケーションの資産比率にも少し現れています。
とはいえ、これらは短期的な資産推移であり、今後も粛々と限額までマッチング拠出積立を続けていく&年一回リバランスを行うという方針に変わりはありません。今後も一歩一歩着実に資産形成に励んでいきたいと思います。
こんな記事も書いています。
私は確定拠出年金では、債券を外して、株式100%の運用をしています。非課税メリットのある口座内では、長期投資を前提とするなら、期待リターンの高い株式クラスでの運用が望ましいと考えています。
同じく確定拠出年金の運用方針の記事です。私は、確定拠出年金では、全世界株式市場の時価総額比率に応じた、地域別配分を設定しています。
確定拠出年金以外の部分では、NISA口座で、アメリカ株式市場全体へ広く分散投資できる投資信託の積立を行っています。NISA口座が満期を迎えたら、積立NISAで積立を継続しようと思っています。