日本の会社で働き、米国株式市場に投資することの意味

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投資による資産形成の重要性が叫ばれる昨今ですが、いざ投資を始めるにあたって、多くの投資家の方々が、まず、日本の会社に投資してみるのではないでしょうか。しかし、オススメは米国株式市場や全世界株式市場への分散投資です。この点、少し考えてみようと思います。

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人的資本の投資先と金融資産の投資先を考えてみると

日本のサラリーマンは、言うまでもなく、日本という国や日本国内の会社に対して人的資本を投資し、労働収入を得ているということになります。そして、もし、その日本のサラリーマンが金融資産の投資先として日本の株式市場等の国内市場に投資するとどうなるでしょうか?自身の持つ人的資本、金融資産ともに、日本国内に集中投資しているということになるのではないでしょうか?

日本への集中投資が適切な戦略かどうか?

人的資本の投資価値の将来的な見込み(日本)

日本が人口減少の危機に見舞われていることは周知の事実です。つまり、人口増を要因とした単純な国内需要増加による経済成長は、もはや望めないと言っても過言ではない状況です。この場合、日本が経済的な成長を果たすには、すでに海外でマーケットに存在感を持っている現地国メーカーや多国籍企業との戦いの舞台である、海外の人口増加国での消費の増加に食い込んでいかねばなりません。

これは、日本のサラリーマンが今のままの働き方では、(世界の他の国々と比較して、)給与増を望めないことを意味すると思います。もし、世界の他の国々と同レベルの給与増を勝ち取るためには、世界中との熾烈な競争を生き延びる何かが必要だと思いますが、それを作り出し、維持していくことは、容易ではないと感じます。

とはいえ、現時点では、日本の給与は、全世界で見ると高水準です。この点は、日本で働くこと(=日本に人的資本を投資すること)のメリットと言えるのではないでしょうか。

金融資産の投資価値の将来的な見込み(日本)

また、日本の株式市場は、伝統的に配当等の直接的な株主還元があまり重要視されない傾向にありますし、機関投資家の恣意的な相場操縦による非合理的な価格形成も相まって、初心者向けの市場ではなく、プロフェッショナル向けのリスクの高い市場となっています。このような市場環境で利益を上げるのは難しく、万人ができることではないと思うのです。

 現在の高水準な給与収入から得られる金融資産を、将来価値を高められる可能性の高い投資対象に投資し、自身の豊かな未来につなげることが大切

何を当たり前のことを…と言われるかもしれませんが、日本人はこのことをそれなりに意識して、人生設計せねば、厳しい時代を迎えてしまうと思います。具体的には、米国株式市場や、全世界株式市場への分散投資という提案をこのサイトではしています。

米国は人口動態が若く、先進国の中では珍しい、今後も長期間に渡って人口増となることが見込まれている国です。また、株主の利益が重要視される文化であり、経営者は株主への利益還元施策を必死になって実行しています。これは、労働者の視点から見ると必ずしも良いこととは言えない場合もあると思いますが、投資家(=資本家)の立場から見ると、その市場へ投資するメリットは絶大です。

また、米国外に目を向けると、必ずしも米国ほど人口動態が若くなかったり、成長の勢いが日本と同様停滞していたり、仮に成長率が抜群だったとしても株主利益がそこまで重要視されていなかったり、為替リスクが高かったりする国々もあるのは事実ですが、資本主義社会が存続する以上、世界的な経済発展は自然な流れであり、その市場全体への投資のメリットは確かにあると思います。

結論

すごくざっくり結論をまとめてしまうと、日本で働き、日本円の貯金や、日本国内だけへの投資だけでは、現在の日本の豊かさを将来に安定して残し、豊かな将来を保証することは難しいと思うので、米国株式市場や全世界株式市場に広く分散投資し、現在の日本の富を確度の高い方法で将来に残せるよう、各自でしっかり取り組むことが大切なのではないか…ということです。

私自身は、投資信託の積立(楽天VTI、楽天VYM)をベースに、海外ETF(VTI, VOO, VYM, VIG)等への投資を行っていますが、どれか一つに絞ったとしても、継続的に続けていくことができるならば、時間はかかるものの良い結果に結びつく確率は非常に高いと考えています。

皆様には皆様なりの最適解があると思いますので、自分自身でしっかり考えてみて、悔いの無いマネーライフを送られることを願ってやみません。今後とも、当ブログをよろしくお願いしますm(__)m

なお、話がそれますが、以前から、にほんブログ村というのがあるのは知っていて、自身が普段参考にさせて頂いている米国株ブロガーさんたちも登録されているのをぼんやりと知っていました。最近、他のブログの方々と交流できる楽しさを少しずつ感じられるようになってきたため、自分も思い切って、にほんブログ村に登録してみることにしましたので応援よろしくお願いしますm(__)m

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