資産状況記録(2018/05/13時点)

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毎週定例の資産状況報告です。2018/05/13時点の資産状況です。

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コメント

前週と比べての変化が大きいのは、やはり仮想通貨です。ゴールデンウィーク前の楽観的なムードは消え、かなり価格を下げています。

韓国の有名な仮想通貨取引所に家宅捜索が入ったこと、マウントゴックスの管財人が保有していた大量のビットコインの一部の移動が確認されたことで売却の可能性が嫌気されたこと等が要因として挙げられると思うのですが、いかに投機的な思惑だけで価格が付いているか…ということを考えさせられますね…。

仮想通貨で実現できる本質的な機能は良くも悪くも短期間では大きく変わっていません。にも関わらず、ここまで大きく値が動くこの傾向は、今後もそう簡単には変わらないでしょう…。

圧倒的な資金力や情報力で相場を操れる機関投資家にとっては、こういう市場は大変魅力的でしょう。現時点では、流動性に難があり、情報開示ルールも曖昧な仮想通貨市場なので、圧倒的な資金力と情報力を持つものが、持たざるものを大きく搾取する構図ができやすいと思うのです。

仮想通貨に投資しているサラリーマン投資家の多くが、それら構図に打ち勝てるとは正直思いません。私自身は淡々と毎日自動積立という手段で立ち向かっていますが、どうなるでしょうか…。読者の皆様は私の「クソダサい」取り組みを見て、色々考えて頂くと良いと思います。(ちょっと言ってみたかっただけです(笑))

米国株は、年初からの調整局面入りを匂わせる暗いムードが、若干薄らいだ印象を感じていますが、今後の動きは自分にはよくわかりません。今年から積立を開始した投資信託も、久々に損益がプラスに転じたような気がしますが、相場はあまり気にせず、自身の投資方針をしっかり貫き、今後も投資信託の自動積立を淡々と続けていこうと思います。

ソーシャルレンディングも特に動きはありません。

仮想通貨について

韓国の仮想通貨取引所アップビット(Upbit)家宅捜索

コインテレグラフジャパンの記事を以下に引用させて頂きます。

COIN TOKYOの記事を以下に引用させて頂きます。こちらにはもう少し踏み込んだ内容が書かれていますね。

大きくわけて以下の2点が問題視されたように見受けられます。

顧客資産に会社が手をつけた?

現地メディア「クリプトコリア」によると、検察は同社が顧客の口座から別の口座に資金を不正に移し、これを偽証した容疑を主張しています。別の口座は、アップビット社役員に属している疑いがあるとしています。

上記のCOIN TOKYOの記事から引用させて頂きました。これは「クロ」という印象です。もし、事実ならば、確信犯的な悪意が感じられます。

会社自身が保有する数量以上の仮想通貨を顧客に売却した?

別の韓国メディア「etoday」によると、保有量以上の仮想通貨をあたかもシステム上で保有しているかのように偽証し、顧客に売却していたと報じられています。

こちらも上記のCOIN TOKYOの記事から引用させて頂きました。こちらは「グレー」という印象です。仮想通貨のトランザクションにはそれなりに時間がかかるものが多く、取引量の急増等の際等には、会社として保有している仮想通貨の残高(在庫といったほうがイメージが湧きやすいでしょうか…)が枯渇してしまう事態はありうると思うからです。(もちろん褒められたことではないと思いますが…。)

中央集権的な仮想通貨取引所では、仮想通貨をどの顧客がどれだけ保有しているかのデータベースが、仮想通貨のウォレットとは別に管理されているのが普通だと思います。データベースは極めて早いスピードで情報反映可能ですが、ウォレットはそもそもひとまとめだったり、別れていたとしても実際に仮想通貨を移動させるトランザクションには現時点の技術では時間がかかるため、ギリギリの仮想通貨残高(在庫)で運営すると、数時間〜数日レベルでの誤差が発生するのは避けられないのではないか…と思います。(もちろん、余裕を持った仮想通貨残高(在庫)で運営すべきなのは当たり前の話です。)

しかし、1ヶ月〜数ヶ月〜年単位で放置されていたような状況がもしあるなら、確信犯であり、非常に悪質です。顧客の資産を使って信用売りのポジションを長期間に渡って取っていたということに等しいです。手数料だけでなく、売買差益を、投機的に、より貪欲に稼ぎにいこうとしていたと思うのは穿ち過ぎでしょうか…。

最終的に顧客の仮想通貨出金に応じることさえできるなら問題無いのではないか?という意見もあるかもしれませんが、上昇相場でそのようなことを行った場合、顧客の出金の要望に応じて仮想通貨の現物を買い戻す資金が足りなくなる可能性もあります。この場合、顧客が出金させようとしたときに対応できず、取引所が破綻してしまう最悪の事態も想定されます。もしかすると、昨年の上昇相場でまさにそうなりかけていたところに、年初の暴落相場でなんとか持ち直したという実態があるのかもしれない等と邪推してしまうところです…。

今のところ、真実はわかりませんが、注意してほしいのは、これらの問題は、取引所の運営の倫理的問題であるということです。仮想通貨の技術的な側面はこれらの事件を受けて特に何か変わっているわけではありません。物事の技術的な価値が必ずしも価格に反映されないのはよくあることですが、個人的には少し寂しく思います。

マウントゴックスの管財人がビットコインを移動させたことで大量売却の憶測を呼んだ

マウントゴックスの管財人のビットコインアドレスからのビットコインの移動が確認されたようです。これが大きな売り圧力につながるのではないか…との憶測を呼び、価格が下落したという説がささやかれています。こちらは正直なところよくわかりません。大量売却の方法が市場外取引としてもう少し透明化されると望ましいと感じました。(株式のPOみたいなイメージ?はできないのでしょうか?)

以下にコインテレグラフジャパンの記事を引用させて頂きます。

資産状況

全体

資産総額:5,981,074円

資産比率

資産比率推移

リスク資産詳細

リスク資産の内訳

リスク資産内訳の推移

資産状況の推移の詳細が気になる方は以下ページの各記事をご参照ください。

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