職場の同僚が積立NISAを始めるらしい

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去年、確定拠出年金が会社で導入された際、同僚に自分自身が投資をしていることが伝わりました。そして、時々、投資やお金に関する話題が自分に振られるようになったのですが、このたび、職場の同僚が積立NISAを始めたいと思っている旨、相談を受けました。そこでしたアドバイス、所感等をまとめてみました。

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職場の同僚

同僚の属性はぼかします。職場での世間話として、NISAや積立NISAや仮想通貨の話が出た際には、興味はあるもののリスクの高さに対して慎重な態度に見受けられました。今回、一歩踏み込んで、始めてみたいということで、相談を受けたのは少し意外でした。

彼の考えていたプランとそれに対する自身のアドバイス

彼自身が色々調べて、こういうプランで行きたいと思うという構想があったことには感心しました。とはいえ、自身の意見とはだいぶ異なる方向のプランも含まれていたので、僭越ながら、色々アドバイスをさせてもらいました。

積立NISAの制度を活用するつもりとのこと

積立NISAを活用しようと思っているとのことでした。これに関しては100%賛成の意見を表明しました。自分自身は積立NISAではない通常のNISAを現在使っていますが、彼の年齢での給与水準と新婚であり今後出費が増えていく環境にあることから推測するに、積立NISAがベストであることには強い確信があります。

証券会社は「マネックス証券」を考えているとのこと

以前、自分がメインの証券会社としてマネックス証券を使っていると言ったことを覚えていてくれていたようで、紹介制度による優遇を彼も自分もうまくゲットできれば…と思っていてくれたようです。(嬉しいですね…)

ただし、少額からコツコツ積み立てるタイプの投資を行う場合、現時点では、オススメの証券会社は、SBI証券か楽天証券のどちらかとなります。

理由は以下の通りです。

  • 毎日積立機能がマネックス証券にはなく、SBI証券と楽天証券(積立NISAのみ)にはある
  • SBI証券と楽天証券は、グループ内に銀行を持っており、銀行との連携で圧倒的に使いやすいが、マネックス証券には銀行が無い。(正直利便性でそこまで困ることはないものの…)
  • マネックス証券はUIが非常にわかりにくい
    • 特にNISA口座への資金割当が手動で必要なのが地味にストレスフル

これらを率直に伝えました。ただし、マネックス証券でも特に問題無いことも伝えました。

マネックス証券の強みは以下の点にあり、米国株投資のやや上級者向けの証券会社という位置づけになろうかと個人的には思っています。

  • 90日間有効な指値
  • 豊富な米国株個別銘柄やETFの選択肢

毎月積立を考えているとのこと

ドルコスト平均法を意識して毎月積立を考えているとのことでした。これについては、ほぼ賛成だが、上記の証券会社の話と同時に、毎日積立という選択肢もあるということを伝えましたが、自身も毎月積立をしており、毎日でなくても構わないとは思うという意見も伝えました。

銘柄は「ひふみ投信」を考えているとのこと

主にdマガジンのマネー系雑誌を読んで情報収集した結果、積立対象として、ひふみ投信を考えているとのことでした。ひふみ投信は確かにアクティブファンドの中では、極めて高いリターンを上げており、有望に見えるのは確かです。しかし、この点については、100%反対の意見を表明しました。

現在高パフォーマンスなアクティブファンドが20年後も高パフォーマンスを維持できるか?

この点に関して、インデックスファンドと比較して、じっくり考えてみたほうが良いと思うというアドバイスをしました。確かにひふみ投信はアクティブファンドの中では素晴らしい投資信託だと思います。しかし、個人的にはインデックスファンドと天秤にかけてどちらを選ぶべきかは明白(インデックスファンドを選ぶべき)だと感じています。(とはいえ、ひふみ投信が、長期的に市場平均を大きくアウトパフォームし続ける可能性もあるため、一概にダメとも言えないのですが…)

初心者の情報収集としてマネー系雑誌は微妙…

判断の根拠となったマネー系雑誌の記事を少し見せてもらいましたが、「積立NISAにはアクティブファンド!」みたいなノリのものが多く、金融業界にしがらみが多かったり、センセーショナルな話題が売れる雑誌の世界では、長期投資に淡々とじっくり取り組む王道の投資手法であるインデックス投資に関する情報は、一般的な読者の目に触れないところにしかまだまだ無いのだろうなあ…と若干寂しい気持ちになりました。

水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」を熟読することをオススメした

インデックスファンドとアクティブファンドのそれぞれの特徴や、アセットアロケーションについての知識は、まだ、同僚は知らない雰囲気だったため、水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」を貸すのでじっくり読んでから投資対象はもう一度しっかり考えたほうが良いと思うよというアドバイスをしました。来週初めに本を貸す予定です。

by カエレバ

「楽天・全世界株式・インデックスファンド」をシンプルに積み立てる、「先進国株式インデックス」「新興国株式インデックス」「国内株式インデックス」の3資産を全世界の時価総額比率で積み立てるといった答えに最終的になってくれると、「同士よ!」という気持ちで嬉しさいっぱいですが、さてどうなるでしょうか。債券クラスをどの程度含めることにするだろうかという点についても興味があります。もし、「アクティブファンドで行きます!」という結論だった場合も、(一言だけインデックスファンドへの心変わりを促そう(笑)とは思いますが、)彼の決断をそれはそれで尊重しようと思います。

どんな反応が帰ってくるかは少し楽しみでもあり怖いところでもありますね。

相談を通して感じたこと

お金に対するアドバイスなので、なかなか怖いですね。ただ、身近に、同じように堅実に投資に向き合う方がいると非常に励みになり嬉しい気持ちもあります。お互い無理の無い形でうまく資産形成に向き合っていけると良いな…と思いました。

結果的に同僚の彼は以下のような道を選びました。同志が増えてうれしい気持ちになるとともに、アドバイスの責任の重さも感じて身が引き締まる思いです。

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